スギ花粉以外にも花粉症の物質が存在する

ヒノキの葉花粉症の原因として有名なものと言えば、スギ花粉です。
日本ではこのスギ花粉による花粉症患者が最も多いとされ、スギ花粉が増加している近年は年々患者も増加傾向にあります。
しかし、花粉症の原因は何もスギ花粉だけではないのです。

スギ以外でポピュラーな原因物質としては、まずヒノキ花粉が挙げられます。
3月から4月にかけてピークを迎え、福島より南の西日本各地に広く分布しています。
スギ花粉とよく似たアレルギー構造を持ち、自分がスギ花粉に反応していると考えているひとでも実はヒノキが原因だった、ということも珍しくありません。

木以外でも、イネ科植物の花粉もアレルギーを引き起こします。
秋に多いススキ、初夏にはカモガヤ、梅雨から夏にかけてはオオアワガエリなどが花粉を飛ばします。
また、日本各地の森林や湿地帯によく生えているハンノキも、1月から4月の長い間花粉を飛ばしています。

スギが生えていない北海道では、スギ花粉症は存在しません。
代わりにシラカンバという木が多く、3月から6月にかけてシラカンバ花粉症患者が多くなります。
東北以南に広く分布しているブタクサも、8月から9月にかけて非常に多くの花粉を飛ばします。
秋の花粉症としては、このブタクサが主に原因となっています。
小さいころに遊んだ経験を持つ人も多いであろうヨモギも、実は花粉症の原因物質となります。
日本各地に生息し、9月から10月の秋になると大いに花粉をまき散らしてくれます。

このように、原因物質はスギ以外にも非常にたくさん存在します。
どれも花粉を飛ばす時期が微妙にずれており、そのせいで一年中いつでも花粉症が起きる可能性があるのです。
11月12月だけは、こういった原因物質の植物は無いので安心できます。

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